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ファイル3 第6話:錆びついた休息地と、反撃の狼煙

ผู้เขียน: ミカイノ宙
last update วันที่เผยแพร่: 2026-02-13 18:30:17

「……おい、あそこに小屋があるぞ!」

 逃走の最中、朔也が指差した。背後からは、あのゾンビ共の無機質な足音が執拗に追いすがってきている。

 森の少し奥まった場所に、蔦に覆われたコンクリート造りの平屋が見えた。かつての警備詰め所か、資材倉庫の成れの果てだろう。

「……待て、真っ直ぐ行くな」

 俺は朔也の肩を掴んで引き止めた。

「おそらく、あいつらの索敵は視覚と音響に依存している。一度大きく迂回して死角に入り、視線を切ってから滑り込むぞ」

 俺たちは藪の中を這うように進み、建物の裏側へと回った。

 追っ手のゾンビ共は俺たちの姿を見失い、そのまま森の奥へと直進していく。やはり知能は低い。プログラムされた単純な索敵行動しかできないようだ。

「今だ」

 俺たちはその隙を突き、音もなく廃墟へと滑り込んだ。

 朔也が慌ててドアを閉め、錆びついた閂(かんぬき)をそっと降ろす。

 室内は重苦しい静寂に包まれた。外からは、遠ざかっていく唸り声と、草木を踏みしめる乾いた音だけが聞こ
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